福岡の住宅街でスイーツや雑貨を楽しみながら、まちの人と繋がる場所「tori」
*こちらは修了生のスポットに遊びにいくイベント「HIPAHIPAweek」で作成したnote記事を転載しています。
福岡市の南部にある住みやすいまち、大野城市。
福岡市の南部に位置する大野城市。
福岡市からは、電車や車で20~30分ほどで行くことができます。
古くは古代山城である大野城があり、市内各所で遺跡が発掘されていたり、近代では養蚕が盛んな地域だったそう。現在はベッドタウンとして、住みやすいまちになっており、「シティブランド・ランキング ―住みよい街2017―」のTOP3にも選ばれています。
住宅街の一角でコーヒーやスイーツで日常のひとときを味わう「tori」
大野城市の西鉄春日原駅周辺は、車が一家に数台はあるような住宅街。そこから5分ほど歩いたところにある一軒家が「tori」です。
地域のハンドメイド作家さんのアクセサリーやエシカル雑貨を取り扱うショップや気軽に立ち寄ることができるコーヒースタンド、パティシエによるスイーツイベントもやっています。
最近は定期的に開催しているスイーツイベントのご案内をInstagramで見かけてくれたご近所の方々が来てくれることが多く、「なにやら小さなお店のようなのだけどこども食堂があったりアクセサリーを作っていたりスイーツイベントがあっていたり、一体どんなところなんだ?」という気持ちを抱きながら来ている人もいるそうですが、それも変化しているとのこと。
お手伝いに来た店主の友人とお店に来た子育て中のお母さんが仲良くなったり、パティシエのファンの方が遠方から来てくれたり、「こども食堂をする時はお手伝いするので声をかけてくださいね」と言ってくれる方がいたり。toriで過ごすと、地域にふわふわとやさい空気が流れていることを感じます。
血のつながりはなくとも、ひとりひとりの応援団として地域を見守る
「いつもこども食堂の時などに協力してくれる方が、自分に孫はいないけれど、近所の学校のこどもたちみんなを孫だと思っていると言ってくださっていて、私も彼女のように出会ったこどもたちひとりひとりの応援団の一員となり地域のみなさんとともにあたたかい眼差しで成長を見守りつづけるような場所にできたら嬉しいです。」
今後は、こども食堂なども含め、子育て中の保護者の方々が楽しく過ごしてもらえるような無料のアクセサリー講座を開催したり、こどもたちやその保護者の方たちが時には何も考えずにただただリラックスできるような時間を過ごしていただけるような癒しの催しなども開いたりできたらいいなと考えているそう。
アクセサリー作家さん、パティシエさん、バリスタさん、こども食堂など、様々な人とコラボレーションしながら、心地良い場所をつくろうとしている良子さん。その想いはいろんな人と協力しながら、少しずつまちを変化させているのだと感じました。
tori
住所:福岡県大野城市錦町3-1-8
アクセス:西鉄春日原駅から徒歩5分
執筆:くりちゃん